WISTA Arch-04 オブジェクトスタンド

 遺物撮影には実績のある調査会社の協力を得て撮影現場の声を最大限吸収しました。
 対象物を動かさずに全方向から6面展開写真がとれます。長焦点で撮影すれば実測図も取れる精度が実現します。

 特徴



・上下のミラーは表面鏡を用いているため、くっきりした画像が再現されます。また、ミラー撮影ならではの水平距離での上面撮影が可能となります。
・資料を設置する回転台のガラスは白板ガラスを使用しています。自然な発色となるため色調整も容易です。
・上下のミラーの角度は自由に調整できるため、三脚、カメラスタンド上でカメラの角度調整をすることで撮影することもできます。通常は45°に設定して水平撮影します。
・上下のミラーの45°の場所にはクリックがあるため、ワンタッチでの設定が可能です。
・上下のミラーはさらにそれぞれ独立して上下スライドが可能です。そのため通常の撮影台としても使用可能となります。
・資料を設置する回転台のガラス面には5°刻みの目盛りをプリントしてあります。ガラス面を回転させるだけでどの角度からも撮影できます。
・資料を設置する回転台のガラス面も上下スライド可能なため、楽な姿勢で撮影できます。

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 用途

・土器や石器の撮影では、水平距離で長焦点撮影が可能なため、各面の精度が高く誤差は僅少となります。そのため実測図の原図や写真図版に大きな効果をもたらします。

・回転台のガラス面に置いて上部ミラーで正面、下部ミラーで裏面を撮影します。水平方向の撮影では90°単位の回転で右側面、上面、左側面、下面観が撮影できます。

・ガラス面に映した正面・裏面はデジカメ撮影ならば反転、アナログカメラならば裏焼きすることで正常な写真を得ることができます。

・一定単位の角度で回転しながら撮影することで回転ムービーも簡単作成できます。




上下反射鏡45°の基本ポジション





操作部

 回転台ベースには上下反射鏡の連続棒がセットされており、反射鏡フレームと回転台フレームをロックしておけば全体が上下移動、反射鏡フレームのロックを解除すれば反射鏡が単独で上下移動します。

 上反射鏡はバランススプリングを採用して貴重な資料の上に反射鏡が倒れ込まないように設計されています。


 回転台には白ガラス(無色)を採用していますので表裏撮影でも色の調整をする必要がありません。

 また連続ムービー用撮影に便利な5°刻みの目盛が印刷されています。



 WISTA Arch-04 についてのお問い合わせ

 オブジェクトスタンド WISTA Arch-04 は、弊社および共同開発した株式会社ウィスタで取り扱っています。詳細につきましては、下記までお問い合わせください。

 株式会社ウィスタ
 〒174-0071
 東京都板橋区常盤台4-6-14
 TEL 03(3931)2222

 有限会社アルケーリサーチ
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